汗の出方って個人個人で違います。
汗をかく量だったり場所やにおいやお仕事・年令・性別でも違ってくるし、万が一それらが一緒だったとしても個人の体質によるところも大きいのかもしれません。
幼い頃はともかく、若いころはそれほど汗はかきませんでしたがアラフォー近くなったくらいからじわっと発汗する事が増えたのです。
そうなったのにはある要因がありました。
これっぽっちも汗をかかない、あるいは少なすぎるのは健康的ではないと雑誌やTV番組で見ましたが、二十歳くらいの時に湿疹に悩まされてクリニックに行ったら、「汗をかかないから体に熱が籠ってしまっている。体温が上がる事でできる温熱蕁麻疹かもしれない。」と聞いて、そんな事ってホントにあるの?と驚いたのです。
以前は夏場でもほんの少し汗ばんできたな~くらいで、だらだらと汗が流れるといった事はありませんでした。
これは体質を変えないとヤバいかも。
と考え、それ以降は移動の際には歩いて行っています。
するとじわじわと汗をかくようになり、前にできた蕁麻疹もでなくなりました。
ここ数年前からは汗臭・汗ジミ対策をするくらい汗をかいています。
私の汗の困りごとは、「寝汗」です。
寝ていると、すごい量の汗が出るのです。
寝る前にお風呂場で、からだをきれいにしているのですけど、朝になると必ず家族に「汗臭い」といわれてしまうのです。
自分で自分のニオイが分かってしまうほどです。
ですので、起きたら真っ先にシャワーを浴びて、汗を洗い流してから出かけるようにしています。
過去の記憶をたどってみても、高校の頃まではそんなことは無かった気がします。
二十歳前後から、カラダに何かしら変化があったのか、起床すると臭いが出ていたのです。
遺伝もあるかも?と思ったのですが、父親も母親もそんな様子はなく、ひとりだけが汗臭いようです。
そのせいで、彼氏の家に宿泊するときも非常に気を使います。
カレシが起きる前に起き、シャワーを浴びて汗臭さを無くしてます。
朝に弱い体質なので、早起きは得意ではありません。
とりあえずカレよりも早起きできていますが、寝過ごしてしまったときの事を想像したくはないです。
朝起きてからシャワーを浴びるのもときどき面倒に感じるときもあるので、寝汗が出ないように何とかしたいです。
私自身は多汗症です。
平熱は普通ですけどカラダの末端の部分はあたたかい、いわゆる汗っかきの冷え性なのです。
ハードな運動をしているわけではありません。
気づいたら掌に汗がにじんでいるのです。
暑い夏はワキに沢山汗をかき、シャツが黄ばんでしまうくらい。
少しでも汗が溜まってしまわないように、無駄毛の処理はしています。
デオドラントアイテムも使用しています。
そのおかげでしょうかにおいはなくなってきています。
けれども、どれ程予防を試みても汗をかいてしまいます。
洋服がベタベタになってカラダにひっつくと不快感がありますよね。
追い込まれた状態になると手汗が出てきます。
すると手汗をかいたことにより、また緊張してしまうのです。
握手をしなきゃいけない時は危機を感じます。
手汗が凄いという理由で変な目で見られるようなことは無いのですけど、やっぱり懸念してしまうのです。
多汗症が発覚するのを避けたいので、人との付き合いを避けてしまいます。
トレーニングしたくても汗をかくのが怖くて、家から出たくないのです。
汗が出るというのは体には良い事なんでしょうが踏み出す勇気が出ません。