観て損はないタイムリープ作品「バタフライエフェクト」

私が観てよかったと思った映画は、「バタフライエフェクト」です。

この映画は、過去を変えようとすると違う所でまた歪みが生じる、まさに「バタフライエフェクト」という現象を題材とした作品となっています。

ある男性が愛する人を救うために、何度も何度もタイムリープを繰り返しますが、なかなか全てを好転させることはできず、その展開には思わず釘付けになってしまいます。

どんでん返しの連続で目が離せず、気が付いたら作品の世界観に引き込まれているような感覚です。

ストーリーのテンポが良いので、飽きずにずっと観ていられ、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

怒濤のクライマックスからのラストのシーンは非常に美しく、ミステリーでありながら、純粋なラブストーリーともとれるような、余韻が強く残る作品となっていました。

タイムリープものは沢山ありますが、これほどに完成度の高い作品はなかなかありません。

こうしたテイストが好きな人にとって、観て損はない作品です。

 

刑務所内の人間ドラマに感動しました

「ショーシャンクの空に」というヒューマンストーリーを描いた映画は、人間のあらゆる感情が集約されていて感動しました。

舞台は刑務所内で、終身刑をはじめとして長期刑を言い渡された囚人達が主役です。

自らの運命を受け入れられずに自暴自棄になってしまう囚人もいれば、運命を受け入れて趣味に没頭する囚人など刑務所内での姿は様々です。

そんな中でもリーダーシップを発揮し、仲間を支えようと助け合いの気持ちを大切にしようと奮闘する囚人もいます。

日常社会とは異なる独特な環境の中で繰り広げられる人間関係は、人の包み隠すことのない感情が表現されています。

職場や友人との付き合いの中で、多少なりとも感情をごまかして飾った自分を演じていますが、この映画を見ると人間の内面に潜んだ感情が浮き彫りになっているのを感じます。

自分の心に正直に生きることは現実的には難しい世の中ですが、この映画を通して自分の本来の内面に少し近づけたように感じました。

 

固定概念を覆された映画

中学生のころからたくさんの映画を観るようになりました。

いわゆるハリウッド映画というような、お金をたくさんかけて作るような大作を良い映画だと思ってみていたのです。

さすがに高校生くらいになると、そういった映画に飽きてきたというか、これはいい映画なのか?と思い始めました。

そんな頃、なんとなく選んで借りてきた映画が、私には衝撃的すぎました。

「恋する惑星」監督はウォン・カーウァイ、香港が舞台の映画です。

色が襲ってくるようなカラフルな映像美、躍動感、雑多な雰囲気、アジア感満載で、ストーリーはなんだかめちゃくちゃと言っていいようなものなのに、すごく新鮮でかっこよかったのです。

引き込まれるということを初めて体感しました。

今まで欧米文化しか認めないようなアジアに対するひどい偏見を持って生きてきたのに、まさかのアジア映画に釘づけでした。

20年以上前に観たのですが、いまだに初めて見たときの衝撃は忘れられません。

映画は自由なんだなと今までの映画に対する固定概念が見事に打ち砕かれた感じがしました。

世界の見方を変えてくれた映画です。

高校生のころにこの映画を観れて、ほんとうによかったと思います。

 

今見てもスタイリッシュなトゥルー・ロマンス

最近みて良かった映画は古いですが「トゥルー・ロマンス」です。

5年ぶりに観たのですがきっかけは昨年公開した映画「ベイビードライバー」を観ていてふと観たくなったからです。

ベイビードライバーは音楽がアクセントになっているクライムアクションですが、後半のロマンチックな展開はトゥルー・ロマンスを彷彿とさせました。

昔観たときは、暴力描写や破天荒ともいえる筋書きについていけずあまり面白いと感じなかったのですが、見直してみてよかったと思いました。

ひょんな出会いから、というにはあまりに粋でドラマチックな出会いから若い二人は結婚するのですが、こちらも恋愛映画でありながらクライムアクションの色が濃い映画です。

ドラッグ、暴力、殺し、と過激なシーンが多いため、血みどろ映画が苦手という人にはおすすめできませんが、見所の多い映画です。

主人公の妻となる元コールガールのアラバマはヤンキーっぽいキュートさがあり、派手な服装もとても似合い華があります。

脇役には、若い頃のブラッド・ピットや、今や名優と言っても過言ではないゲイリー・オールドマンがなかなかインパクトのある見た目で出ており、他にも実は今では有名人という人が多数います。

そして、なんといっても破天荒なストーリーが心地いいです。

現実にはあり得ないのですが、スタイリッシュに暴力や犯罪が描かれるのはゾクゾクするものです。

今や古典クライムアクションと言もえますが、力強くいい意味で乱暴な映画は、確実に非日常につれていってくれます。

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ありのままの自分を受け止めて前向きになれる作品です

ありのままの私で明日を生きていきたい。映画「グレイテスト・ショーマン」を観て、前向きな気持ちで自分を受け入れ頑張ろうと純粋に思えました。

生まれが貧困であった主人公P・T・バーナムは裕福な家庭に生まれた恋人と離れ離れになるも、成功を信じ続け、長く貧困時代を送りますが、奇抜でユニークな発想は人々を魅了すると考え紆余曲折を経て独自の発想力でサーカスを作り成功を収めます。幼いころに虐げられた記憶は成功を収めますが、より多くの成功を望みすぎた結果家族を一度は失いかけます。そこで彼を救ったのはサーカスの一団、紛れもなく自分の作ったもう一つの帰る場所だったのです。バーナムが一団を作った理由が成功を追い求めたものだけだったとしても、奇抜であることが人生の足かせであった一団は彼に選ばれたことが何よりの救いであったのです。

サーカスの一団は誰もが生まれた環境、外見、その他の要因で否定され、自分に自信を持てず生きていたが、バーナムに誘われ観客の前に立つという今までになかった、自分が表舞台に立つという経験をします。自分たちの働きで笑顔を作ることができる、自分の居場所が持てたということが彼らにとってどれだけ救われたことであったかが映画を通してすごく伝わります。

自分がこの映画を観て思ったことは私が私であることは恥ずべきことではないこと、ありのままで生きていっていいのだと強く思わされたことでした。自己否定の気持ちが強い自分に音楽、映像、言葉、全てで私として生まれてきたことは意味のないことではないのだと伝えてくれる作品でした。劇中にもある「This is me」は特にメッセージ性が強く自然と涙が溢れます。

なんだか頑張れない、モチベーションが上がらない、自分に自信が持てない、マイナスな気持ちが出てしまうことは社会を生きていくうえで避けられないことですが、こうして素敵な作品に出会えたことで私はまた明日を生きていこうと思えるのです。

インド映画から学ぶ英語学習

皆さん、映画がお好きな方は多いと思いますが、インド映画を見たことはありますか?
ハリウッド作品は人気が高いのでよく見られているのかと思いますが、意外とインド映画を見る人は少ないのかなと思います。
でも実はインド映画もなかなか面白い作品が沢山あるんですよ。

今回はそんなインド映画の中でも特に私がおすすめするマダム・イン・ニューヨークをご紹介したいと思います。
この作品は、インドに住むある家族の主婦シャシが主人公の作品です。
シャシの家族は旦那も子供二人も英語ができる家族です。

そんな中英語が不得意なシャシは、家族から少し馬鹿にされ、英語ができないことをコンプレックスに感じていました。
そんなある日、ニューヨークで暮らすシャシの姉の娘が結婚をするのでニューヨークへ手伝いに来てほしいと連絡をもらい一人でニューヨークへ旅立つのです。
そこでたまたま見かけた英会話教室の広告に心が引かれ、誰にも内緒で英会話教室へ通い始めます。
様々な国から英会話を学びに来た生徒たちと打ち解けていく中で、シャシは英会話への自信が少しずつついてきます。

このように、簡単に説明するとシャシが英語に対するコンプレックスを克服していく話になっているのですが、見ている側もとても勇気をもらえる映画になっています。
最近では英語を勉強している人はたくさんいると思うのですが、なかなか上達しないことに不安を感じている人や、日本人特有の間違えることが恥ずかしくてなかなか自信を持って自分から話すことができない人はたくさんいると思います。
私自身ずっと英語が好きで勉強をしているのですが、いざ喋るとなると、間違えるのが怖くて思うように話すことができません。
間違えてもいいからもっと自信を持って楽しく英語ができたらなと思っていた時に、この映画に出会いました。

タイトルはどこかで聞いたことがあったので、なんとなく見てみたらシャシのできなくても頑張る姿にとても元気をもらいました。
この映画でのシャシの、「できなくても自分から前向きに努力して勉強する姿、楽しんで英語を勉強する姿」を見て私もとても勇気づけられましたし、もっと英語を頑張ろうという気分にさせられました。
なので、私はこの映画を是非、英語の勉強を頑張っている人や、英語がうまく話せなくて悩んでいる人に紹介したいなと思っています。

オシャレで笑える甘酸っぱい大人の恋

2017年にアカデミー賞で最多6受賞して話題になった「ラ・ラ・ランド」ですが、正直ポスターデザインとミュージカルという情報だけで、面白くなさそうだなと思ってました。
実際はオープニングで完全に引き付けられて、観終わる頃にはすっかりどハマり。

女性の衣装はパキッとした原色をベースに、とてもオシャレで可愛いものが多く、思わず真似したくなります。
ハリウッド女優の卵とジャズクラブのオーナーを夢見るピアニストの恋、という二人のライフスタイルも都会的でオシャレ。
過去に共演経験があり息ピッタリのエマ・ストーンとライアン・ゴズリングの掛け合いも、コミカルで思わずニヤリ。

二人の歌声が胸に響き、ライアンの情感的なピアノにうっとりと見惚れます。
ダンスも素敵で、何度も見返したくなるのはミュージカルならではの醍醐味です。

夢を追う二人のすれ違いから、成功した二人の叶わなかった未来を描いた切ないラストもほろ苦く印象的で、忘れられない映画になりました。
素敵な恋を経験してきた大人にこそ、グッとくる作品です。
食わず嫌いしてないで、観て本当に良かったです。

こんな映画、今まで観たことなかった

ベルギーの映画『神様メール』を観た。多分、今まで観た映画の中で一番好きな映画。
今までベルギーの映画って見たことがなかったけれど、こんな映画を作れるベルギーはすごいと思った。

まず物語の設定が斬新すぎる。
神様はベルギーのブリュッセルのアパートに住んでいるおっさん。
その神様はパソコンで世界や人々を操っている。
どう、この意味の分からない設定?

物語の主人公はこのおっさんの娘、エア。
彼女が父親のパソコンから、人間に余命を知らせるメールを送ったことから大騒動が起こってしまう。
事態を収束させるためにエアはアパートから外の世界に飛び出し、様々な人間と出会い、幸せにしていくというストーリー。

エアが人々を幸せにしていく方法は少し風変わりだけど、見ていて本当に幸せな気分になる。
エアが出会った人たちは一見普通の人だけれど、それぞれの人生にドラマがあって、そのドラマの描き方も良くて少しほろりとさせられる。
笑いと感動のバランス、役者の演技、ストーリー、音楽、全てが完璧な映画だと思う。
もっと日本でも知名度があっても良い映画なのになぁ。

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長く愛着の持てるソファの選び方

リビングの主役ともなりうるソファ。お値段もかかりますし、お部屋の印象を決めるほどインパクトのある家具なので、慎重に選びたいものです。

ソファを選ぶ上では特に大きさと素材に注意して購入を決めると失敗も少なくなるかと思います。いくら素敵なソファを買っても大きさがお部屋と合っていないとストレスを感じるものです。
大きすぎると部屋が狭く見え、逆に小さ過ぎるとリラックスできません。

お店で見た時はしっくりと見えた大きさも、意外と自分の部屋に置いてみるとこんなはずではなかったと購入失敗の原因になります。お部屋の大きに合わせたベストなサイズを予め購入前に確認しておくことが必要です。

次にソファの選び方で注目すべき点は素材です。お部屋の印象をガラッと変えるほどソファには家具としてのインパクトさがあります。
思い切って柄のついた素材で部屋のインテリアの主役とするのか、シンプルな色でインテリアに馴染ませるのか、もしくは汚れがすぐに拭える革製のものを購入するのか、事前に決めておくとスムーズにソファを選べるかと思います。

ソファはインテリアとお部屋でのくつろぎを兼ねた家具です。自分の好みのものを探し、長く愛着を持って使うことで毎日の生活を更に充実したものにしたいですね。

リラックス度とお手入れのラクさを重視

ソファーを選ぶ時に一番重視するのは、長時間座っていても疲れないかどうかです。
背もたれの角度や腰に当たる部分のクッション性などをちゃんと吟味してから購入すると良いと思います。
最近はチェーン以外の家具店が減っているので、近くにお店がない場合は通販で買いたくなりますが、やはり実際に座って確かめてみないと、自分の体型に合った背もたれの角度や好みの座り心地が分かりません。

本革・合皮・生地などの素材も、実際に手で触ってみてから買う方が安心です。
ソファーの素材は本革の方が柔らかくて高級感もありますが、自宅のリビングで普段使いする場合は汚れた時にすぐに拭ける合皮がおすすめです。
布製のソファーは暖かみがあってリラックス出来ますが、シミなどの汚れは簡単に落とせないので必ずカバーが必要ですし、ペットを飼っている場合、万が一、粗相をしてしまったら掃除が本当に大変なので、合皮の物が良いと思います。

また、好みがあるので一概には言えませんが、背もたれが高めのソファーはリラックス度が高いです。

リビングに最適なソファー選び

ずっと、築うん十年の実家暮らしで、リビングというよりは居間、フローリングではなく畳、な生活だったためソファーのある暮らしは常に憧れの存在でした。
そして、数年前の新築を機に我が家にもリビングと呼べるものが出来ました。そこで念願のソファーを購入することになりました。

まず、色、素材、形が決めるべきポイントとなると思います。どんな部屋にしたいかで特に色と素材は変わってきます。
私の場合、全体をスタイリッシュな雰囲気にまとめたかったので素材は布製ではなくレザーにこだわりました。(正確には合皮)。暖かい雰囲気を出したいなら布製がオススメです。布製の場合臭いや汚れも気になるところなのでカバーが洗えるタイプなどは良いと思います。

レザー調でも専用のクリーナーも売っているし、普段のお手入れはささっと拭くだけで楽チンです。私は部屋の基調カラーをホワイトに決めたのでソファーもホワイトにしましたが数年たっても思ってたほどは汚れは気になりません。

それからソファーの形です。部屋の広さに合わせ、2人掛け、3人掛け等選ぶのが良いです。こればかりはいくら欲しいと思ったソファーでも部屋とのバランスが大切です。

私の場合は、カウチソファに一目惚れしてしまい、購入しました。しかし、どういうわけか本来足を伸ばしてくつろぐはずのスツールが荷物置きになってしまって残念な感じです。今後の改善課題です。

部屋の雰囲気づくりに重要なソファー。色々研究して素敵なソファーを選んでください。

新しくソファーを買うならば

結婚してしばらくは夫が元々持っていたソファーを使っていたのですが、二人がけは狭いし横になれないしということで一年半ほど前にソファーを買い換えました。
新しく買ったソファーはL字型の大型ソファーにオッドマンが付いたもの。ライトグレーの布張りです。お洒落なインテリアショップで購入し買った当初は気に入っていたのですが、購入後に子供が産まれたことや使っているうちに色々と思うところが出てきまして…。
買い換える予定はまだないですが、子持ちのソファーの選び方を書いていきたいと思います。

まず、ソファーの高さです。子供がひとりで座れるようになっても、危ないのでソファーに座らせておくことはできません。自分である程度動けるようになっても高さがあるソファーだと座らせられませんよね。でも子供は登りたいし降りたい。もっと高さの低い、脚がなく床に直に置くタイプのソファーを選べばよかったなと思いました。

あとは奥行きです。今使っているソファーは比較的奥行きが浅いソファーなのですが、子供を少し寝かせたりもできないし、座っていて深く腰かけられないので疲れてしまいます。かなり奥行きがあるもののほうがそこに座って少し遊べたりするのでいいかもしれません。

我が家は布張りのソファーなのですが、オムツからオシッコが漏れてソファーに染みをつけられてしまいました。飲み物もよくこぼされるので拭くのが大変です。次に選ぶなら革のものがいいなと思います。

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カテゴリー: 生活